私、村上豊彦の家には、年老いたねこが私の帰りを待っています

私、村上豊彦の家には、年老いたねこが私の帰りを待っています

私がネコを好きになったのは、いつの頃だったかなぁ。
物ごころついた時には、もう私のそばにはネコがいました。
お母さんに聞くと、私がハイハイが下手くそだからと思ったのか、うちのネコちゃんがほふく前進をして、こうするんですよと誇らしげに、私に教えていたらしいって聞いて私、村上豊彦は参りましたと両手を挙げました。
家族でいつも話題に上がるのは、私とネコの話しで、これまた事欠きません。
いつも仲の良い兄弟のように一人と一匹が二人で、ゴロゴロとしていたようです。
最近ではネコちゃんが年を取ってしまって、いつも一人で昼寝ばかりしています。
いまでは私も大学生になり、家に帰るのが遅くて一人ぼっちになる事が増えています。
年老いたネコが寂しくならないように、なるべく早く帰ってあげようと心掛けています。
私、村上豊彦は愛すべきネコが一人で亡くなるのだけは避けたいです。
あともう少しでも良いから、いっしょにいてあげたいと思います。